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ボードゲームレビュー

【ボドゲレビュー】村の人生を実際に買ってレビュー!人は死ぬ

【村の人生】
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60~90分

12歳以上対象

 

村の人生はその名の通り、村に生きる家族の一生を進めるゲーム。

農場に生きる者、職人となる者、協会・議会に行くもの、旅に出る者、そしてそれらを経験し死に行く者。

村の歴史に名を残す、死去も重要な要素。

深いテーマ・覚えることも最初多く重厚だが、全員が理解すると重量級ではなく中量級かなっていうワーカープレイスメントボードゲーム!

created by Rinker
ホビージャパン(HobbyJAPAN)

 

ドミニオン とかと同じサイズ。

コンポーネントは山ほど出てくる!

コマにはシール貼ったりする作業がある。

 

ルール覚えるのもちょっととっつきにくいので、

ボドゲ会当日にオープンではなくて、事前にしっかりと準備、予習しよう。

 

 

これがそれぞれのプレイヤーに配布されるボード。

自分の農場だ。

 

そしてこれがみんなの村

ここで発展、そして人が死に行く人生が描かれるのだ。

 

村の人生のルールと流れ

全てのルール説明は割愛するが、いくつかメインとなるルールを紹介する。

 

プレイヤーは人をあらゆる職業などに配備し、影響力コマ・お金・名声ポイントを獲得する。

最終的に名声ポイントが一番高いプレイヤー(村の歴史において、最も偉大なる活躍をしたプレイヤー)が勝利だ。

 

最初は全員、自分の農場に人のコマがいる。

プレイヤーは最初に「1」の世代のコマ4つを受け取るのだが、これは第1世代ということ。

アクションによって、農場の周りに描かれている砂時計のマスを進めることがあるのだが、これは時間の概念。

ボードを1周(コマが橋を越える)と1人の人が死去する。

そしてその順番は、第1世代より順に死去する。

子供を作ると生まれるのは「2」の世代、そしてさらに進めると「3」の世代が出てくる。

「1」の世代から順に死ぬのだが、これがこのゲームで重要な要素となる。

 

例えばこれは議会、議会ではレベルがあり、レベルが上がるほどできることが多くなる。(奥に行くほどレベルが高い)

しかし、これも死んでしまうともちろん人がいなくなるし、

また新たな人を議会に送り込んでもレベル1から始まることになる。

レベルを上げるには影響力コマが必要となり、またコストがかかってしまう。

 

次にこちらは旅マップ。

これも影響力コマや時間を使って旅をしていく。

旅を進めて訪問地を増えるごとに名声ポイント等が貰えるのだが、

死んだ場合、もちろん次は最初から旅をしないと行けない。

 

しかしこの死去システム、悲しいばかりではない。

その分野の先駆者たちは村の歴史に名を刻まれる。

それぞれの色が議会、職人、旅、協会、農場に対応し、

例えば赤色の議会の歴史では最初に死んだ2人が(2人プレイでは1人)歴史に名を残すことができる。

歴史に名を残せば、それはそれで名声ポイントが獲得できるので、これも非常に重要な要素となる。

 

ワーカーを働かせてポイントを得るか、

ワーカーを死なせてポイントを得るか、

そのせめぎ合いが村の人生の醍醐味!

時間を進めまくって先駆者として先に死んでもらうのも戦法。

 

他にも全員で一斉に参加するイベントの市場や

アイテムを作れる職人、ミサを行う協会など様々な要素がある。

 

これらを駆使して、村の歴史に名を残そう。

 

ルール説明を割愛するほどルールは多めだが、ドイツ年間ゲーム大賞のエキスパート部門を獲得しただけあって、実に面白い。

難しそうだが、ルールを覚えたらそれぞれのアクションは難しくない、

ただそれを実行するタイミングが実に難しく、実に面白い、そんなゲームだ。

 

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    おこげ@ボードゲームを買ってみた

    大学生時代のゼミにて、海外ボードゲームと出会う。 人狼のようなトーク中心のゲームよりも、効率的なアルゴリズムを追求したり、選択のジレンマがあるようなドイツ系?ボードゲームが好き。

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